のんのんびより
この作品はアニメから入りました。アニメ序盤での田舎風景の長まわしに引き込まれハマってしまいました。
内容はド田舎の生徒がわずか5人の分校を舞台になにげない田舎の日常を描いたものです。
登場人物はメインが「れんちょん」「ほたるん」「なっつん」「コマちゃん」「ねえねえ」、ゲスト的に「ひかねえ」「駄菓子屋」「このみちゃん」、いつもいるけど影がうすい「兄ちゃん」、たまに「越谷家の母親」の10人しか出てきません。
なにが面白いのかよくわからないのですが、たぶん多くの人が思う田舎の日常の良い部分のイメージがそのまま描かれているところが良いのだと思います。
なにげない日常で大きな事件も起きませんが、悪人が出てくることもなく安心してみることができます。
「よつばと」と作品の雰囲気が似ています。「よつばと」は舞台が都会ですが同じように平凡な日常が描かれています。
私が好きなのは駄菓子屋とれんちょんの話です。駄菓子屋がれんちょんのことをカワイクてしかたないところがよくわかります。
客の少ない駄菓子屋でどうやって生計を立てているのか謎の駄菓子屋ですが、れんちょんの為ならいくらでも出しそうです。
ちょっと気になったのはこの作者は背景を描くのをもう少し手を抜いたほうが良いのではないでしょうか。
書き込み過ぎだと思います。小さいコマにも背景がギッシリ描いてあるので登場人物が埋もれてしまいそうになっています。
もちろんよくいる背景をほとんど描かないマンガ家よりははるかにマシです。
アニメはCSの「AT-Xアニメランキング2013」の第1位に輝きました。
れんちょんの「にゃんぱすー」はアニメ流行語大賞2013の金賞に選ばれました。
(作者:あっと、ジャンル:日常系、連載中)
<れんちょんはそすんすの使い手>