最強伝説 黒沢
この作品は工事現場で働く中年男 黒沢を描いたものです。
作者の福本伸行氏はマンガ家になる前は現場監督をやっていたそうなので、その時の体験などが作品に反映されているのでしょう。
主人公の黒沢はとっても人間の器が小さいのですが人から認められたいと思っています。
自分を良く見せるためにいろいろな策略を練るのですが全てが逆効果になります。
自分の現状を悲観し状況を変えたいと思っているのですが変える努力をするわけではありません。
工事現場から帰ると酒を飲んでクダをまいて寝るだけです。
そんな黒沢がトラブルに巻き込まれるようになりますが、その過程でだんだんと生き方が変わっていきます。
そして最後に黒沢は他人のために漢になります。
<完全武装の黒沢>
(作者:福本伸行、ジャンル:底辺、完結)