神々の山嶺
この作品は日本人登山家 羽生がエベレスト登頂を目指すものです。
それも通常ルート以外からの冬季エベレスト無酸素単独登頂に挑戦するためです。
この実現のため羽生はネパールでシェルパとして働き身体を慣らしチャンスをうかがいます。
エベレストに登るには思った以上に大金が必要です。
エベレスト麓までの旅費+滞在費、入山料だけで100万円程度かかりますしシェルパを雇わなければなりません。
物語はジョージマロリーのカメラをきっかけにして羽生と知り合った日本人写真家の視点で進んでいきます。
ちなみにマロリーは誰でも知っている有名なセリフを言った人です。
「なぜ山(エベレスト)に登るのか?」という質問に対して
「そこに山(エベレスト)があるからだ」と答えました。
この作品は素晴らしいし感動できるのですが、個人的には冬の雪山登山をする人間の気持ちが理解できません。
夏の登山に比べて寒さ・雪崩・道に迷う等でリスクが数倍になります。
しかも遭難した場合は救援に向かう人達の命も危険にさらします。
まあエベレスト等の高い山に登る場合は上の方は万年雪なので仕方ありませんが・・・・
<エベレスト山頂からの景色>