ブラック・ラグーン
この作品はタイにあるロアナプラという暴力と悪徳が支配する架空の町を舞台にしています。
強いものだけが生き残るという西部劇さながらの世界のため、みんな当然のように銃を持ち歩いています。
登場人物は全て悪人(極一部を除いて)で人を殺すこともためらいません。
手回しのよいことに死体を処理してくれる専門家までいます。
教会もあるのですが神に祈ることより武器商人が本職のようです。
登場人物は強烈な人間ばかりなのですが、南米ラミレス家のメイド長ロベルタは突き抜けています。
メイド服といういでたちで銃を仕込んだトランクと傘をまとい、ロアナプラを戦場にしていきます。
ロベルタの登場回は2回あるのですが、2回目のラブレス家当主の敵討ちでは話が重くなりすぎて読後感があまりよろしくありません。
1回目のガルシア君救出回のほうがオススメです。
<ロベルタ登場>
(作者:広江礼威、ジャンル:戦闘、連載中)